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食事でパフォーマンスを上げる!スーパーヘルスのご提案

健康とは『よいアイデアが浮かぶ状態のこと』を前回の記事で述べました。
今回はその『よいアイデアが浮かぶ状態のこと』をスーパーヘルスと題しまして、仕事や勉強、スポーツなどのパフォーマンスを上げる食習慣のご提案をさせていただきます。

スポーツ、勉強、仕事のパフォーマンスを上げるために知っておくべき三つの要素

スポーツ、勉強、仕事のパフォーマンスを上げるために知っておくべき三つの要素。スーパーヘルス実現のために、気を付けたいことは、シンプルですが、食と運動と睡眠。当たり前のことですが、でもやはりこの3つが基本なのです。この3つを見直すと、あなたの『なりたい』に近づくことができます。

使わない筋肉はリストラされる?

「健康維持に大切なことはわかっているが、なかなか続けられない」のが運動。
最近の研究では、モチベーションを保つために必要な環境がわかってきました。1人でがんばるのではなく、仲間に助けてもらいながら続けることが長続きのコツだと言われています。
私自身、運動を習慣化させることがなかなかできずにいましたが、三人子育てするには体力勝負、このままだと筋力低下により寝たきりの人生が待っていると危機感を抱きまして、週に2回運動する日を決めました。1人ではできずにいた100回のスクワットも、仲間と一緒だとできてしまう自分に驚いています。
食育サロン【そいそい】では、ピラティスやオンライントレーニング等、楽しく続けられるエクササイズをご用意しています。詳しくはトップページのスケジュールをご参考ください。
是非、皆さんも仲間と一緒に運動を習慣化していきましょう。

それでも睡眠を削りますか?

そして、二つ目に大切な要素が「心と身体の休養」です。
記憶を整理して定着、脳の老廃物を掃除する等、睡眠中にしかできないことが実は沢山あるのです。
前日の疲れを残さず、翌朝をスッキリ迎えるという質の高い睡眠をとるために、夜はなるべく人口の光は浴びないようにしましょう。
その理由は、目から光をキャッチしますと、朝と勘違いして活動するホルモンを分泌してしまうためです。また、遮光カーテンなどで朝日を遮ってしまうと、光をキャッチできずに活動ホルモンが分泌されず、国内にいながら、時差ボケの状態になってしまうのです。
今一度睡眠について見直しをしてみてくださいね。

第一にとるべきものは、たんぱく質

そして三つ目に大切な要素は、食生活です。
前回の記事で紹介した通り、身体は、これらの栄養で構成されています。(水分を除く)

まず、身体の半分を占めるたんぱく質です。たんぱく質を英語では「プロティン」と言いますが、これはギリシャ語の「第一にとるべきもの」という意味からきています。筋肉や内臓、皮膚、髪の毛、爪、血液、骨などの構成成分になったり、ホルモンや酵素のほか、神経伝達物質、免疫物質や抗体等の原料としても欠かせません。また、粘膜のバリア機能を良好に保つ働きもあります。
たんぱく質が不足すると、下記のようなサインで身体で教えてくれています。
・体がだるい
・筋肉量減少、疲労回復する成長ホルモン
・肌や髪(余剰栄養)の老化
・シワ・たるみはコラーゲン不足(体内で合成)、髪は余剰栄養の現れ
・更年期
・女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少=大豆のイソフラボン
・将来寝たきりになりやすい
・太りやすくなる(筋肉量減る=基礎代謝下がる)
・心の病気になりやすい

実は骨の体積の半分はコラーゲン(たんぱく質)からできているので、骨粗鬆症を予防するためにも良質なたんぱく質の補給も欠かせません。

神経伝達物質のセロトニンが分泌されると幸福感高まります。
不足すると気分落ち込み、キレやすく、ひどくなるとうつ病に。
また、ドーパミンは、気持ちを奮い立たせ、やる気を起こさせてくれます。

精神面でもたんぱく質が活躍してくれるなんて嬉しいことですよね。

たんぱく質、毎日どれだけ食べると良い?

毎日、たんぱく質をどれくらい摂ればよいのでしょう?
必要量は、最低でも、体重1kgにつき×約1.0gのたんぱく質を目安に食べると良いと言われています。

例えば、体重50kgの人なら
体重50kg×1.0のたんぱく質=約50g必要/日
さらに
体力つけたい、成長期、妊娠後期、症状がある方は、
+20g =約70g/日 摂ると良いでしょう。

たんぱく質のバランスの良い食べ方

たんぱく質の理想的な食べ方のバランスについて説明していきます。たんぱく質は、動物性と植物性があり、それぞれ1対1の比率で摂取することが望ましいとされています。体重50kgの方ですと約50gを動物性25g植物性25gずつ摂るのが理想です。

食品ごとに必須アミノ酸含有量を調べた数値を「アミノ酸スコア」と言い、スコア100の食品は、必須アミノ酸のバランスが良く、質の高いたんぱく質だといえます。

肉や卵、乳製品など動物性のたんぱく質はアミノ酸スコアが100で、必須アミノ酸がバランス良く含まれますが、同時に摂りすぎたくない動物性の脂肪も多く含まれ、カロリーも高くなるという欠点があります。

一方、植物性のたんぱく質は、食物繊維やフィトケミカルなども含み低カロリー、低脂肪で魅力的ですが、アミノ酸スコアは70や40と低く、バランスはあまりよくなく、利用効率も低くなります。

そこで日本人が昔から食べ続けてきた大豆は別名「畑の肉」とも呼ばれ、植物性の食品の中では珍しく、アミノ酸スコア100と必須アミノ酸をバランスよく含んでいます。学校のクラスに『スポーツもできて、勉強もできる』オールマイティな子が稀にいると思いますが、大豆はオールマイティな食べ物と言えます。

漢字からも分かる大豆の凄さ

漢字からも分かるように、頭がよくなり、心が豊かになり、元気に山に登れる食べ物。すべての漢字に豆が使われていますね。大豆は大事。大豆レシチンは、コレステロールの血管壁沈着を防ぎ、血管を綺麗にしてくれますし、大豆レシチンの中のコリンが脳の神経細胞の間を行き来するアセチルコリンの材料になってくれます。大豆食物繊維は、女性の健康をサポートするイソフラボンも含みスーパーヘルスに欠かせない食べ物ということが、先人達からも学ぶことができます。

毎日の朝ご飯にたんぱく質を

毎食積極的に食べていきたいスーパーフードの大豆。
まず、初めて欲しいことは、ご飯とお味噌汁の朝食です。

昔から主食として食べられていたお米にもたんぱく質は含まれますが、アミノ酸スコアは少し低めです。
ですが、お味噌の大豆は、お米に不足しがちなアミノ酸を補足してくれるのです。

たんぱく質を更に強化したsoisoi味噌

更に、私たちが提案するsoisoi味噌は、地元産の減農薬大豆を100%使用し、塩はミネラルが豊富な岩塩を使用した、拘りの豆糀と米糀のお味噌。そこに更に栄養価を上げたくて、分離大豆たんぱく質をプラスしています。

スーパーヘルスな一日の始まりを、soisoi味噌でサポートできたら嬉しい限りです。

大豆であなたに寄りSOYたい

今回ご紹介した、日本を代表するスーパーフード『大豆』。
日本人が昔から食べ続けてきたのは、訳があったのですね。
納豆、枝豆、味噌、醤油、豆腐、豆乳etc。
まずは、今日から食事と間食に『大豆』を意識してみてくださいね。
きっと、お肌の調子、朝起きた感じ、変わってくると思いますので、お楽しみに。

大豆であなたに寄りSOYたい
食育サロン 【そいそい】
代表 吉田貴子/上級食育指導士・スポーツ食育アドバイサー
1979年生まれ。大分県出身。
思春期はメディアの情報を鵜呑みにし、流行りのものを欲望のまま食す日々を過ごす。就職のため上京し、システムエンジニアとして充実した日々を送るも、激務と暴飲暴食のため体調を崩す。その後、不妊の時期を経て長男を出産するが、親子で喘息アトピーとなる。

「学歴より食歴」が大事であると気付き、食育や栄養学を学び食べ物で長男の喘息アトピーを回復へ導く。自分自身も体の内側から健康的に生まれ変わることができ、次男・三男を自然妊娠で授かり、第一子と全く違う、「短時間」「トラブル無し」の快感出産を体験。現在は、食育セミナーを中学校や全国の親向けに開催。